研修会・企画のご案内

2016.07.11
2016年9月4~5日 夏季セミナー

第19回経営懇夏季セミナーを、9月4~5日に、神戸にて開催します。

子どもたちに豊かな乳幼児期を保障するために今なにが大切なのか

 今、子どもたちは大変な時代を生きています。格差の広がりを背景に貧困状態の中で育つ子どもの数が増え続けています。虐待の相談件数も増加しています。また、共働き世帯が増え続けているにもかかわらず保育園が足りず、待機児童問題は深刻さを増しています。

 こうした時代のなかで、すべての子どもたちに豊かな乳幼児期の生活を保障するために、何が大切なのでしょうか。セミナー1日目は、保育現場で大きな問題になっている保育士不足を切り口に、保育制度や保育所経営の課題を検討します。2日目は、経済の観点から保育・福祉も含めた日本社会の現状や打開の方向性について考えあいます。

シンポジウム『保育の質を支える保育所経営とは―保育士不足解消・専門性向上への道すじを探る』

 保育士不足が深刻さを増しています。都市部のみならず、人口減少地域においても保育士が不足し、受け入れ人数を減らさざるを得ない、という状況もでています。保育士不足問題の背景を、労働分野、保育士の過密労働と経営、新制度の課題、といったそれぞれの角度から出しあい共有することで、解決への道すじを探ります。

報告<保育労働の実態と政策> 蓑輪明子さん(名城大学経済学部)
  <現場の実態と経営>   細見玲美さん(京都・(福)くわの実つむぎ会)
  <保育単価と新制度>   村山祐一さん(元帝京大学・保育研究所)

記念講演 浜矩子氏!

 記念講演には、同志社大学大学院ビジネス研究科教授の浜矩子氏をお招きしました。新三本の矢・一億総活躍プランで国民生活はよくなるのか?参議院選挙後の情勢をふくめ、日本経済のあり方と今後について、お話しいただきます。

お申込み方法       

下記の必要事項を郵便局の払込取扱票に記入し、お振込みください(入金順に受付)。

●必要事項
①お名前・所属(法人・施設)+参加費(会員8,000/会員外10,000)
②宿泊の要・不要(ツインの場合、同室希望者を記入してください)
③夕食懇親会への参加・不参加
④合計金額(参加費+宿泊費+夕食懇親会)
⑤参加証送付先(〒・住所・電話)

●振込先  
番号00110-4-29519  加入者名 全国民間保育園経営研究懇話会 

※参加証は8月中旬より発送します

詳しくは、案内書をご覧ください>>>19夏季セミナー案内書