研修会・企画のご案内
保育研究所の主催する研究集会が、2月8~9日に、東京で開催されます。今回は、『徹底討論-新制度の主要論点をめぐって』をテーマに、子どもの権利の前進をめざして、関係者はどう行動し主張すべきかを、シンポジウム形式で討論し深め合います。
1日目は、新制度の主要論点の徹底討議として、5名の研究者によるシンポジウムです。
論点としては
1.児童福祉法24条1項の意義と利用者の希望を実現する入所手続・利用調整
2.保育の公定価格と園運営、費用負担問題
3.市町村の事業計画と確認制度
4.認定制度と保育時間
5.地域型保育の認可基準 等です。
シンポジストは、伊藤周平(鹿児島大学)・杉山隆一(佛教大学)・田村和之(広島大学名誉教授)・藤井伸生(京都華頂大学)・村山祐一(保育研究所)、以上のみなさんです(敬称略)。
2日目は、幼保連携型認定こども園について、考えあいます。
子ども・子育て関連3法の成立によって、幼保連携型認定こども園は、従前の認定こども園とはまったく異なる制度になりました。幼稚園・保育所からの移行を煽るような声が、政府関係者から出されていますが、この幼保連携型認定こども園の正確な姿が、正確に説明されているとは言い難い状況にあります。
シンポジウムでは、幼保連携型認定こども園とはどういった施設なのか、法的な理解をもとに、幼保連携型認定こども園が保育に何をもたらすのか、こども園への移行が持つ意味について論議します。
コーディネータは大宮勇雄(福島大学)、報告者は下記の3名です。
長瀬美子(大阪大谷大学)保育実践の視点からこども園を考える
杉山隆一(佛教大学)こども園への移行問題を考える
小泉広子(桜美林大学)関連3法と保育・教育、幼保連携型認定こども園
※1月中旬時点で、すでに定員の半数を超える申し込みがきている、とのことです。参加を希望される方は、お早目にお申込みください。郵便振り込みによる申込みです。
詳しくはこちら>>>2014.2.8~9 35回研究集会案内
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