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2020.09.29
新型コロナ関連~PCR検査について

 新型コロナウイルス感染症陽性者は、9月13日現在で累計75,322名と増え続けています。保育所での感染発生数も増えてきました。9月7日付『福祉新聞』によれば、感染症が発生した福祉施設数は、9月2日までに累計で815施設にのぼり、そのうち、保育所等が319施設で39%を占めています。8月だけで、7月の2倍にあたる351施設で感染が発生、感染が広がっていることがわかります。

感染対策としてPCR検査拡充のとりくみ

 東京都世田谷区では、8月24日に区長が、区内全ての保育士や介護施設の職員らを対象に、一斉にPCR検査を行う方針を会見で明らかにしました。保育園・幼稚園の職員や介護施設の職員、特別養護老人ホームの新規入所者など、およそ2万3,000人を対象に、9月中旬開始を目標にしています。世田谷区は、コロナへの対策として院内感染と施設内感染の防止を優先すべきという考え方から、感染の疑いがある人に対しては従来のPCR検査を実施しつつ、介護や保育等の接触を避けられない従事者に対しては、社会的検査として一斉検査を順次実施することとしたのです。社会的検査ということで自己負担ではなく区の独自財源や寄付で賄いますが、国や東京都の支援も求めていくとしています。
*詳細はこちら>>>世田谷区ホームページ

横浜市私立保育園園長会のとりくみ

 横浜市私立保育園園長会では、保育所での感染増加を受けて、検査機関に行かなくてもPCR検査を受けられ早期に診断結果が判明するよう、会員園の職員向け検査キットを案内し費用の補助も行うと発表しました。

*詳細はこちら>>>横浜市私立保育園園長会ホームページ