10月12日に関東・東北を直撃した台風19号は、東日本全域に大きな被害をもたらしました。また、台風15号の被害が集中していた千葉県ではさらに被害が広がることとなりました。

　今回の台風19号等により亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被害を受けたみなさんに心よりお見舞い申しあげるとともに1日も早い復興をお祈り申し上げます。

　これらの台風により、保育施設でも被害が出ています。厚生労働省の調査によれば、１都9県で児童関係施設の37施設が浸水、6施設が停電、20施設が断水とのことです（10月15日現在）。厚労省が把握している以外にも被害が広がっています。経営懇会員園でも被災した園がありました。経営懇が加盟する全国保育団体連絡会のでは、各地域の状況把握を呼びかけるとともに、救援募金を呼びかけています。　

　現時点で把握している被害状況の一部をお知らせします。

○会員園
・東京・尾山台保育園、床上浸水（１階保育室・給食室が使用できない。年長児のみ近くの公立保育所にて保育を行う。改修工事に数カ月かかる見込みで給食提供ができない）。
・埼玉・勝瀬こばと保育園、床上浸水（2016年に台風で浸水し床を張り替えたばかり。今回再び浸水し、やはり床の張り替えが必要）。

○各地の状況

・埼玉・所沢市立保育園でも一部浸水。
・千葉・君津市・市原市の公立保育園で、園舎の屋根が飛ぶ・テラスの屋根が飛ぶ・雨漏り・停電等（台風１５号の被害）
・福島・郡山市やいわき市の保育施設等で浸水被害。福島保育連絡会主催の保育の集い（11月2～3日）も、県内の交通機関が復旧しないことや会場も被害を受けたため延期。

救援募金にご協力ください

2019年台風等被害 救援募金

◇郵便振替　00110–8–117536　全国保育団体連絡会
（通信欄に「2019年台風等被害 救援募金」と明記してください）